沖縄本島南部の県庁所在地には、全国の主要空港から直行便でアクセスできる大規模な空港があります。さらに空港からは市内や隣接する自治体を巡回するモノレールが運航しており、乗り物を利用すれば日帰り旅行でも県庁所在地を巡る旅を楽しむ事が可能です。この県庁所在地を周遊する中で、沖縄の独特な歴史・文化を感じたいのであれば郊外のモノレール駅そばに位置する中世に建造された城に行ってみる事が推奨されます。2019年秋に発生した大火災によって本殿をはじめとしてその周辺の幾つかの建物はなくなってしまったものの、すべてが焼失してしまったわけではありません。実際には広大な敷地内にたくさんの歴史的建造物が残されており、本州では味わえない独特な雰囲気の中で時を過ごせます。
沖縄という地域は、第二次世界大戦中にアメリカ軍が上陸して激しい地上戦が繰り広げられた歴史をもちます。そして、その頃にはたくさんの地元住民が戦争の犠牲となったほか様々な年代の人が戦力として駆り出されました。本島内で言うと南端に位置する自治体内にいくつか戦争にまつわる観光スポットがあり、空港に降り立ったのち、この市まで行けば沖縄における戦争の歴史を深く学ぶ事が可能です。例えば、沖縄では戦争当時に若い女子学生も看護要員として戦場に送られたという歴史があります。
その看護要員であった女生徒達は激しい空襲によりほぼ全滅となりましたが、関連する資料館ではその事について深く学ぶ事ができます。また、海沿いに広がる平和記念公園内の戦争関連資料館も当時の事を学ぶには最適な場所と言われています。
手つかずの自然の残る西表島のツアーでは、トレッキングやカヤックに参加して大自然に触れる体験ができます。